みらい病院への外来・入院のご案内

ダイエット外来

新しい糖尿病の食事療法(糖質制限)

人類の歴史は約700万年の間で、定住し穀物を食べるようになったのは、4千年に過ぎません。日本においては弥生時代以降であり、縄文時代までは、木の実・魚貝類・果実・動物などでした。穀物の摂取が増えるに従い、糖尿病が増えてきました。

一昔前は、動物性の脂肪に含まれるコレステロールが動脈硬化の原因とされ、肉食を減らし穀物を増やす食事が推奨されましたが、この食事にしたところ肥満、心筋梗塞、脳梗塞、糖尿病がかえって増えてしまいました。最近の研究で食後の高血糖が血管を傷つけて動脈硬化を悪化させることがわかってきました。実際、コレステロールの数値に関係なく、糖尿病の状態が悪い患者さんの血管は動脈硬化が強いこともわかっています。

血糖を上昇させるのは糖質だけですが、一般的な糖尿病の栄養指導は、画一的なカロリー制限による栄養療法であり、糖質の比率を減らす工夫がなされていません。糖尿病は血糖を上げる食べ物をできるだけ避けることにより、発症や進行を防ぐことが可能な病気です。一例として、極寒の地で1万年以上生活してきたエスキモー(イヌイット)の人々は、狩猟を中心とした生肉中心の食生活を送ってきましたが、疫学調査で糖尿病患者がいないだけでなく、癌がいないことがわかっています。しかし、1920年代に欧米のパン食が入ってきて40年後の疫学調査では、糖尿病や高脂血症だけでなく、肺癌、大腸癌、乳癌が増えていました。がん細胞は糖質しか利用できないため、この疫学調査と生理学の結果は一致しています。実際、糖尿病患者は、がんの発症率が高いこともわかっています。

上述のことを考慮すれば、糖尿病や癌になりにくい体質を目指すには、炭水化物(米・麺類・パン・芋類)・砂糖などの糖質の摂取を減らす必要があります。

当院では、有光潤介医師、毛利郁朗医師、小川 恵子医師がこの治療に精通しています。ご興味のある方は、上記医師の外来をご受診ください。

漢方診療科 有光潤介
金沢大学漢方医学科・千里中央駅前クリニック漢方医学センター長

医師紹介

有光 潤介
金沢大学漢方医学科・千里中央駅前クリニック漢方医学センター長

毛利 郁朗
映寿会みらい病院副院長

小川 恵子
金沢大学附属病院 漢方医学科臨床教授

ダイエット外来の診察時間

診療科  
一般内科 午前   毛利 毛利      
午後 毛利     有光    

※完全予約制となっております。詳細につきましては電話にてお問い合わせください。

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